HEAD
[LIQUIDMETAL Discovery]

ATPプロ使用率No.1の[プレステージ]に代表される様にリキッドメタルシリーズは
ゲーム志向の方、ハードヒッターの方に好まれる傾向があります。
手に取ってみると、軽量でもラケット内部が高密度に感じるんですよね。
比較的使い易い[LM2][LM8]でもカラーリングが黒だった事もあるのかも
しれません。

そんなリキッドメタルシリーズに最軽量[ディスカバリー]が登場!
フェイスサイズは112inch2でウェイトは250g。
リキッドメタルシリーズで最もフェイスが大きかったのは
[LM8]で112inch2、265g、
最も軽かったのは
[LM2]で105inch2、255gでしたから、まさにこの2本のいいとこ取り!

そしてカラーも、ラジカルのオレンジよりも赤っぽい鮮やかなオレンジ!
飛びは勿論充分、そしてこの手のラケットで気になる面のブレは「流石LM!」
と言った感じで殆ど気になりません。

私が勤務するスクールでこのラケットを真っ先に購入されたのは
元部活のとてもお上手な主婦の方。
新規入会の方で懐かしのYAMAHAサバチーニ・モデルを
お持ちだったのですが、即買い替えられました。
サバチーニ・モデルと言えば、当時ヤマハの担当の方が
「Princeグラファイトの使用者をターゲットにしている」とハッキリ言ってましたから
(実際サバチーニはグラファイトでしたよね)、部活時代に面が大きいながらも
硬いラケットを使っていた方が、今楽しむには[ディスカバリー]は
いいのではないでしょうか?

とにかくHEADの、この手の「飛び、面の大きさ重視」のラケットには
いつも感心させられますね。
ウィンブルドンにはテニス博物館が併設されているのですが、
そこのラケットの変革を伝えるコーナーには、近代ラケットの代名詞として
HEAD[Tis6]が展示されているそうです。
HEADはこの秋、医師と共同開発したテニスエルボを患っている方向けの
ラケットを出します。

やってくれますよねえ。
勿論近々にここで紹介しますよ!

レックテニススクール 最前線担当:アンドレ・駄菓子

 
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