HEAD
[LIQUIDMETAL
FIRE]
「ラケットはダブルブリッジじゃないと!」
とスタイリッシュにこだわっている方もいるのではないでしょうか?
そんな方にはこれ!
ヘッド[リキッドメタル ファイア]です。
勿論、ダブルブリッジ採用でシャフト、フレームの捻れを迎え面剛性を
高めています。
そしてこの[ファイア]は、フレームが柔らかいのと、ダブルブリッジによる
面安定がうまくミックスされて、ボールの飛びが良く、レベル、
プレースタイルを問わず多くの方にフィットするオールラウンドモデルです。
特にベースラインからハーフボレー気味にライジングのボールを打った時の
打球感は最高!
面にはり付く感じ、そして腕の振りとの一体感が心地良く感じられます。
そう言う意味では振り抜き、スピンを重視するベースラインプレーヤー向き
でしょうか?
私のスクールでは今、ジュニアクラスでがんがん振り抜くテニスに
目覚めつつある子供達に[ファイア]がブレイク中。
彼等にとっては、打球感だけでなくカラーリング、そしてダブルブリッジが
「カッコイイ!」って感じみたいです。
[レイブ]の時も触れましたが、ジュニアでも身長140cmを越えたら、
あるいはそれより低くてもスイングスピードが速くなって来たら、
ラケットは685mm超の大人用ですよ!
665mm未満のラケットはスポンジボールを打つ為のラケットと言っても
過言ではありません。
お子さんのクリスマスプレゼントをどうしようか?と迷ってる方は、
是非この[ファイア]か[レイブ]をどうぞ!
最後にちょっとしたマニアックネタを。
10年以上前でしょうか?
ヤマハの新機種ラケットの1本にダブルブリッジが採用されました。
それまでヤマハはダブルブリッジをかたくなに採用していませんでした。
それは「2本目のブリッジを入れるのは元々の作りが弱いからで、
ヤマハのラケットにダブルブリッジは必要ない!」と言う強い信念に
基づくものでした(勿論[ファイア]はいい作りですよ!)。
でも当時、プリンス[グラファイト]に代表されるダブルブリッジのラケットが
大人気で、ヤマハもその流れには逆らえず、ヤマハならではの
ダブルブリッジを作りあげたんです。
いいラケットでしたよ。
でもヤマハはそのラケットを最後に、惜しまれながらテニス、
そしてスキーから撤退してしまいました。
その新機種のアドバイザリースタッフ向け発表会が、同時に撤退の説明会で
何とも言えぬ雰囲気だったのを覚えています。
ずっとヤマハを使っていたし、契約していた事もあって淋しかったですね。
何かもの悲しい感じになってしまいましたね。
とにかく…ファイアー!
レックテニススクール 最前線担当:アンドレ・駄菓子
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