ストリング知識 其の参
2024.3.9 朝比奈 雄介
こんにちは!
本日担当の朝比奈です。
さて・・・
寂しいいシーズンですね。。。
井原コーチ・井深コーチ・栗原コーチが3月で卒業するというニュースはみなさんご存じかと思いますが、
各コーチのサヨナライベントがありますので、ぜひご参加お待ちしております。
さて、今回で最終回にしようかと思っているストリングの知識ですが、今回は構造です。
テニスの9割5分のストリングは化学繊維を用いて、構造や材質の違いでどんな事が得意か決まってきます。
日本人は打球感にこだわりが強く(※私もその一人)柔らかく感じるものが良いと思う人が大半だと聞いています。
一般的に材質は各メーカーでこだわりのものがあり、結構味付けは変わります。
しかし、構造は似たような製品が多くその違いについて解説します。
マルチフィラメント
⇒細い繊維を束ねた構造で、ストリングが伸縮しやすく変形も起きやすいので柔らかい打球感とホールド感が出ます。
柔らかいという事はタッチ感覚が良くコントロールしやすい構造といえます。
モノフィラメント
⇒中心に1本の太い繊維に周りに細い束を巻いてます。構造上変化は起きにくくスイングエネルギーをしっかりと伝えやすく、
反発力に優れている製法です。その一方打球感としては少し硬く感じます。
モノマルチ
⇒上記に書いたマルチ・モノの中間と考えていいでしょう!!
今のラケットやプレーにどういった事を付け足したいか・・・
プレーを頑張って変化させるより、ストリングを変えちゃった方が手っ取り早いですね!!
コーチ達はそういった知識を持っていますので、皆さんがもっとこうしたい!などのご要望があれば
適したものをチョイスできますので、ぜひコーチ達にご相談ください。
それでは。。。
朝比奈 雄介