ウインブルドンが始まりますよ!
先月の私の記事は全仏オープン予想でしたが、
なんと間もなく4大大会3発目の全英オープン、
いわゆるウインブルドン選手権が始まります。
昔はここで優勝する事こそテニスにおける真のチャンピオンと言われる大会でした。
全仏オープンと似ている点では、やはりスペシャリストが勝利しやすい大会です。
この大会では、サーブが速く回転にキレがある事、
早い展開でネットプレーで優位にポイントを重ねる事、
この条件を満たしている選手が上位に上がり易い大会です。
なので、近年ではフェデラーやその前はサンプラス、
もう少し前はエドバーグ、ベッカー、マッケンロー、ボルグが、 優勝を良くしていました。
この顔ぶれで、一人だけ、上記の条件に合わない選手がいます。
それは、ビヨン・ボルグですね。
この選手は私がテニスを始めるきっかけになったグラウンドストローカーです。
ネットプレーはほとんどしません。
現在に比べると、昔は、ネットプレーが上手でないと、
全英オープンはほぼ 勝てない大会にもかかわらず、ボルグはなんと5連覇しています。
なぜでしょうか?
これは、現代と比べて芝の質に問題があるという説があります。
今より、芝の性質がひ弱だった芝を張った当時のグラスコートは、
大会序盤は当然、芝本来の特徴のあるサーフェスであり、
イレギュラーもしますし、ボールはよく滑ります。
ただ当時のナンバーワン選手であるボルグは、
ウインブルドン大会序盤の相手は、そんなサーフェスだろうと、
格下な為に、まず負けません。
そして、大会終盤になると、弱い芝は剥げ、ベースライン近辺はほぼ芝がない状態であり、
ボルグにとっては、得意のクレーコートのような状態になっています。
この要因が、ボルグに優位に働いていたのではないかとも言われています。
注目はジョコビッチの年間グランドスラム及びゴールデンスラム達成の為の大事な大会です。
前哨戦では、マレーが、AEGON選手権で、ドイツのマイヤーが怪我から復活して優勝と勢いをつけています。
怪我が心配ですが、我が意識織選手も当然、皆で応援しましょう!
優勝可能性は充分あり得ます。
芝の元王者マッケンローをコーチに付けたラオニッチをはじめとするビックサーバーたちも可能性大です。
そんな期待のある全英オープン!
楽しみにしてくださいね!NHKで放映される予定です。
それでは、また来月!今度はUSオープンですね!
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