ストリングとラケットの関係のお話
皆さんこんにちは。
セブンカルチャークラブ上尾の堤です。
梅雨に入りましたね。
しばらくの間はテニスを我慢する日が多くなりそうです。
さて昨日までレックテニススクールでは ラケット&ストリング張替キャンペーンを実施していました。
沢山のご利用ありがとうございました。
今日はストリングとラケットの関係のお話です。
ストリングには基本3種類あります。
・ナチュラルストリング(現在は牛の腸を使用)
・ナイロンストリング
・ポリエステルストリング
ナチュラルはテンション維持率No.1。
腕や肘に優しい反面、湿気に弱い。
ナイロンストリングはいろいろな構造(モノフィラメント、マルチフィラメント、モノマルチ)に加工しやすい。
ポリエステルストリングはテンションロスが早いく、硬い素材の為腕への負担はやや大きい。
といった特徴があります。
また、ラケットにもフレームの断面が四角いボックス形状、丸いラウンド形状と基本的に2種類あります。
ボックス形状はしなり戻しでボールを飛ばす。
ラウンド形状は弾いてボールを飛ばす。
簡単に表現するとこういった感じです。
そしてどのラケットにどんなストリングを張るか ボックス形状にナチュラルストリングとか ラウンド形状にナイロンストリングとか などなど。
そこにテンション(張の強さ)が加わります。
こう考えると組み合わせ方は無限に広がります。
ではどんな組み合わせ方がいいの?という話になります。
正直、『これがベストです』といったことは申し上げにくいのです。
どちらかというと、『このくらいの状態ですごく良かったので、まずはこれで試してみましょう。
次回張替えるときにストリングの種類を変えるか、
同じストリングでテンションを変えるか検討しましょう』 といったように絶対は無いのです。
ですので、打ったときはこんな感触が良いとか、楽に飛ばしたいなどなど担当コーチに相談してください。
そして自分好みのラケットを作って、プレイできたら最高ですよね。
ちなみに私の好みは、ある程度硬さのあるラケットに柔らかめのストリングを張る感じが好きですね。
フレームはそこまでしならず、ストリングがボールをホールドするような感触です。
私が使用しているラケット、ストリング、テンションは
Prince TOUR O3 100(310g) Babolat TOUCH TONIC テンション 45P です。
みなさんもいろいろと試して自分はこんな感じの組み合わせが良い!というのを見つけてください。
次回の張替キャンペーンは8月~9月です。
それではまた来月です。