レックテニススクール

ニガテコクフク

こんにちは。西新井校の田中です。
世界のテニスの流れはクレーシーズン。 全仏オープンへ向けての前哨戦、
BNLイタリア国際=ローマ1000です。
男女共催でグランドスラムに次ぐグレードの大会です。

前週マドリードでは、ズべレフに完敗を喫し、 トップとの戦いに課題を残した錦織圭選手。
初戦は難敵フォニーニでしたが、余力を残すストレート勝利。
全体としては調子は良いようですし、 実戦経験だけが彼の感覚を磨き上げてくれるでしょう。
次戦はまたも難敵カレノブスタ、良い組み合わせです。

完全なる女王への条件として、
苦手とされるクレーの克服が指摘される大坂なおみ選手。

「苦手」と簡単に言いますけど、、、 一般的にバックハンドが、ボレーが、とかですかね。
うまくいかないとか、好きになれないとか
さほどトライしていない段階で言うのは早いなって 個人的には思っています。

大坂なおみ選手の場合も 結果的にハードコートでの強さが際立ってしまって
感覚的に「好きではない」クレーは それと比較すると苦手と評価されているような。
もちろん本人もクレー特有のプレーに 「ストレスを感じ」て「苦手意識」は認めています。

ここがポイントで「意識」なんです。
英語の表現で「メンタルブロック」 気持ちで壁を作っているから、体が思うように動いてくれない。
気持ちが乗らないから、プレーが良くならない。

つまり技術的だったり戦術的だったりは経験が浅いだけで 「意識」の問題なので、
慣れてくればそれは薄まって 結果が出て、自信を持ち始めたら、「得意」にすらなると思います。

現実的には、言うほど簡単なことではないですけど。
技術の習得は、積み重ねが必要で、時間は掛かります。
意識や考え方は、あるきっかけで瞬間的に変わることがあります。
何もしなければ、変化は起きないでしょうけど 何かすれば、ゼロではない。
小さいとしても、何かしら変化は起きるはずです。
だから、トライすることが大切ですね。

ということで、大坂なおみ選手のクレーの戦いは 経験を積むことで変わってくると思います。
結果はもうちょっと先かもしれませんが 次の戦いで、急に何かを掴むかもしれません。

あの試合の、あのポイント、あのショット、あれで私は変わった というのは良く聞く話です。
そんな瞬間を見つけたいですね。

それでは。

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