フォアボレーのお話
皆様こんにちは。
セブンカルチャークラブ上尾の堤です。
1週間ほど雨が続いてテニスができませんでしたね。
身体がなまっていませんか?
久しぶりのテニスで張り切り過ぎないよう気をつけましょう!
今日は『フォアボレー』のお話です。
ちなみにテニスのショットの中で一番簡単なショットは何だと思いますか?
『ストローク!』と、おっしゃる方がほとんどです。
ですが、実は『ボレー』なんです。
個人的な得手不得手は別にして理論上の話です。
ストロークは、相手が打ったボールに対して打ちやすい所まで動く、テイクバックをとる、
ワンバウンドさせ、そしてスイングして相手のコートの狙ったところに打つ。
という複雑な動きがたくさんあります。
それに比べてボレーは、相手が打ったボールのところに動いて、
ここで打とうというところにラケットをセット、
ボールを弾ませずに狙った方へラケットを向けてノーバウンドで当てるだけ。
こう考えると動き的にはかなり減り、動きがシンプルになります。
つまり、動きがシンプルになればより簡単になるということです。
現代テニスは道具の進化でボールのスピードとテンポが上がっています。
なので、それに対応するためにも動きをシンプルにして対応する必要があります。
フォアボレーは後ろから当ててあげる感覚で。
打つというより当てるという感じです。
また、インパクトの瞬間に合わせてグリップをグッと握るというのは
0コンマ何秒というタイミングに合わせなければいけませんので、難易度は高いです。
形が崩れない程度には力は入れておきましょう。
ボールが来そうなところの後方にラケットをセットしましょう。
自分の視界から外れないところでボールを後ろから当てましょう。
あとはボールが来るまでバランスを崩さないことです。
そしてネットミス、浅くなる、順クロスに飛ぶ。
自分が狙ったところよりもこういった現象が起きたら、それは打ち急ぎです。
下半身よりも上半身が前に突っ込んでいる可能性が高いです。
身体はバランスがキープされている状態が、一番楽に打球できます。
これを覚えると非常に楽チン。
きっとボレーが好きになるはずです。
『え⁉こんなに楽チンなの⁉』と驚くはず。
ボレーができればテニスの幅がグッと広がりますよ!
ではまた来月です。