ラケットバランスのお話
いつもレックブログをご覧いただきありがとうございます。
セブンカルチャークラブ伊勢原校の神野でございます。
秋も深まり、木枯らしも吹きました。
もうすぐ冬の訪れですね。
防寒対策をしっかりしてテニスに臨みましょう。
テニス界でもシーズンは終盤。
最終戦まで出ない選手はシーズンが終了した人もいます。
皆様も1年の締めくくりでご自分のテニスの総括をしてみてください。
また新たな目標を持って来年に備えましょう!
さて今回はラケットのお話です。
ラケットには300gなど、重さの違いがあることはわかると思います。
ただ、その重量バランスがそれぞれ違うことは、 テニス歴が浅い方にはあまり知られていないようです。
簡単に言うと、 先端の方が重い=「トップヘビー」
重心が大体中間=「イーブンバランス」
グリップ側の方が重い=「トップライト」 と分かれています。
「トップヘビー」は遠心力が大きく使えます。
ハンマー投げを想像するとわかりやすいかと思います。
ボールにパワーが伝わるので打ち負けにくかったり強打がしやすいです。
ただ、ご想像のとおり先端が重いということは疲れやすい!
その為、各メーカーは軽量のラケットをトップヘビーにする傾向が強いようです。
「トップライト」は手元側に重心があります。
重さを感じにくい、重さの割には扱いやすくなります。
その為、ボレーなど咄嗟のラケットワークが必要な場合に優れています。
またトップヘビーとは反対に疲れにくいため、
「打ちやすいなー」と思うのは こちらのラケットの方が多いと思います。
「イーブンバランス」は両者の中間、良いところ取りといった感じでしょうか。
いわゆる「黄金スペック」「万人受けモデル」などの多く見られます。
もちろん各メーカーで性能は様々ですが、対象者が広いですので
その点に逆に物足りなさを感じるユーザーもいるのでしょう。
試打などをする際に、単純に表示されている重さだけを気にするのではなく、
このバランスも考えて選んでみると自分に合ったタイプはどちらかわかります。
ヘビーユーザーになると、自分でおもりを貼ってバランスを変える方も!
レッスンで担当コーチに聞いて極端に違うバランスを打ってみるのも良いですね。
11月11日からレックテニススクールではラケットキャンペーンが開始です。
色々な視点で試打をしてみると新たな発見がありますよ。
是非ためしてみてください!!
それではまた!
セブンカルチャークラブ伊勢原テニススクール http://www.rec-tennis.com/isehara