レックテニススクール

この期間がもたらすもの

皆さん、こんにちは、西新井校の田中です。

何事もなく世界が日常を歩んでいたならば、、、
テニスのツアーは全仏オープンが終わった頃、、、

日本では、ようやくプロスポーツが再開の動きを見せ始めました。
一方で、世界中を回り、世界中から選手が集まる、ワールドツアーの世界では
その大会を開催する国・地域だけが安全であっても、開催することは難しいです。
例えば、入国してから2週間の隔離期間などの規制があったとしたら
毎週のように開催されるテニスなどのツアーでは到底クリア不可能なお話です。

世界中で安全が確保され、自由に往来できる状況になるまで、、、
全選手の安全と公平性が確立するまで、、、
まだまだ時間が掛かりそうです。

フェデラー選手が膝の再手術で、今シーズン終了のニュースが入りました。
ツアーのない(であろうと思われる)期間、怪我をした選手にとっては回復に充てられます。
もちろん、だからといって、戻った時にうまくいくとは限りません。
試合はないものの、そこに向かってトレーニングを積むことが出来る選手とは条件が違います。

試合で経験を積み、ポイントを稼ぎ、ランキングを上げていかなければいけない選手にとっては厳しいです。
長期間に渡ってその場を失うことは、まさに死活問題なわけです。
試合だけでは稼げない、生きていくのが難しい選手にとっては、
その可能性すら与えられず 出口の見えないトンネルで、
ただひたすら待つしかなく、出口の先が明るいとも限らず。

でも、その世界で生きていくという覚悟を持って、
必ず来るその日を信じて、今、出来ることをただひたすらに。
そういう選手達の姿をまた見られる日が来ることを信じて、応援しましょう。
その時は、今までの何倍もの感動を味わえることでしょう。

それではまた。

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