レックテニススクール

グリップの握り方のお話

皆さんこんにちは。
武蔵小杉校の堤です。

12月の半ばを過ぎ、冷える日が増えてきました。
11月には雪が降るという異常気象。
今年はドカ雪が!? テニスコートの雪かきはけっこうハードワークです。
寒いのに30分もやれば汗が垂れてくるくらい。
先日の雪ではそんなことはありませんでしたが、今年はどうなるのでしょう?

さて今回はグリップの握り方のお話です。
レッスンの中でも時折コーチが口にしているのではないでしょうか。
コンチネンタルグリップ・イースタングリップ・ウェスタングリップ。
この3つが基本です。セミウェスタングリップもありますが・・・。
基本的なグリップの起源はこんな感じのようです。

【コンチネンタルグリップ】
サーブ、ボレー、バックハンドスライス等に使われる握り方です。
もともとテニスはフランスで”ジュ・ド・ポーム”が発祥と言われています。
その後1874年にイギリスで芝のコートができました。
芝のコートの特徴はバウンド後は低く滑ります。
そこで低く滑るボールにも対応しやすいコンチネンタルグリップが主流となっていたようです。
ラケット面を上向きにし やすいですからね。
イングリッシュグリップとも言うそうです。
ステファン・エドバーグ選手(スウェーデン)はこの握り方だったような・・・
あの サーブ&ボレーには惚れ惚れしました。

【イースタングリップ】
アメリカ大陸にテニスが渡ったとき、アメリカ東部の人は
よりボールを強く飛ばすために、少しラケット面が下を向くグリップを考案したようです。
ちょうどグリップと握手をするような感じですね。
テニス愛好家の中にはこの握り方 をしている方もけっこういらっしゃるのでは!?
ピート・サンプラス選手(アメリカ)はこの握り方ですね。
フラットに当てながらも ナチュラルな回転が掛かります。

【ウェスタングリップ】
アメリカ西部では雨がほとんど降らず、芝のコートを保つことが困難なため、
ハードコートが主だったようです。
ハードコートはバウンドが高くなり、コンチネン タルグリップやイースタングリップでは
高い打点が打ちにくかったためウェスタング リップが考案されたようです。
錦織圭選手(日本)はこの握り方ですね。高い打点に 強く、トップスピンも掛けやすいグリップです。

ちなみにイースタングリップとウェスタングリップの中間がセミウェスタングリップ です。
皆様のグリップは何グリップですか?

いろいろと起源を調べてみると楽しいですね。
それではまた。

セブンカルチャークラブ武蔵小杉 テニススクール http://www.rec-tennis.com/kosugi.html

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