レックテニススクール

スピンのお話

いつもレックブログをご覧いただきありがとうございます。
セブンカルチャークラブ伊勢原校の神野でございます。

いつの間にか秋も深まってきましたね!
ついこの間ハロウィンだと思っていましたが、もう町はクリスマスモード。
季節の移り変わりが早くて大変ですね。風邪などひかないようにしましょう!

さて、テニスを始めて慣れてくると誰もが憧れるボール「スピン」。
ナダルをはじめとして世界のトッププロは必ずこのトップスピンを武器にしています。
すごい回転でコートに突き刺さるように落ち、そして跳ね上がっていくボール!
誰もが「打ってみたい!」と思いますよね。

ただこの「スピン」は覚えるに当たってけっこう難しいことも多いのが事実です。
「スピン」というものについてまずは知識で軽く特徴をつかんでおくことをお勧めします!

まずはトップスピンに代表される縦回転は、縦ストリングが動くことによってボールに摩擦がかかり発生します。
この縦ストリングが動く現象。スピン系ラケットやスピン系ストリングである程度助けてはくれるのですが、
基本的にはプレイヤー自身が縦にラケットを振ることで発生します。

よくコーチに「トップスピンは下から上に鋭くラケットを振り切って!」と言われると思います。
それは振り切らないと縦ストリングを大きく動かすことが出来なくなるので回転がかからないわけですね。
プロの選手のヘビースピンは、彼らの鍛え上げた腕力や体幹で成り立っている部分が大きいのです。
一般の方がいきなりプロの真似をするのは至難の業なんですね。

また「スピン」は空気抵抗がかかりますので、スピードが落ちます。
同じ理由で、飛距離も落ちます。なのでアウトも減るのですが。
というわけで、そのことをあまり考えずに「スピン」を打ち続けていると
「ボールが全然飛ばない」なんてことも出てきてしまうかもしれません。
結果が出ないので「スピンって難しいんだな」と感じてしまう原因にもなるかと思います。

まだ慣れていない方にお勧めなのは「中ロブ」のショットです。
通常のショットより山なり軌道を少し強くして、高さを出します。
高さがあるので飛距離も出て、落ちたら高く弾むボールになります。
高いところを狙うことで、自然とラケットを下から上へ振るようにもなり、適度にスピンもかかります。
スピンがかかる=アウトも少なくなるので、安定感も抜群のショットです。
試合巧者の方はこの「中ロブ」をうまく使いこなしている方が多いです。

まずはこのショットでスピンのメリットを感じていただき、
徐々に鋭いスピンも練習していってみてはいかがでしょうか?
ぜひ担当コーチにも相談してみてくださいね!

それではまた!

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