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テニスの智識 グリップ名の由来

いつもレックブログをご愛読いただき誠にありがとうございます。
ネオインドアテニススクール西新井の江口です。

季節は、春本番を迎えました。
春と言えば、お花見、入学式、菜の花など思い浮かぶ言葉がたくさんあります。
出会いと別れ、新生活が始まる季節でもあります。
先日、長女が無事高校入学が決まり安心しましたと同時にこれから頑張らないとと思いました。
これからも会員様に分かり易いレッスンを目指しテニスライフをサポートさせていただきますのでどうぞ宜しくお願い致します。

さて、話は変わりますがテニスのグリップのお話をします。
グリップの握りには、大きく分けて コンチネンタルグリップ イースタングリップ ウエスタングリップ とよばれるグリップがあります。
これらの名前の由来をご紹介します。
簡単に言いますと気候によるものです。

アメリカの東部と西部では気候が違いますね。
西部は、東部に比べるとほとんど雨が降らないようです。
降らないほど芝などが育たなくなりほとんどのコートがハードやクレーとなっていきました。

逆に東部は雨が降るので芝のコートもありました。
気づきましたか?

グリップの名前は、地域を指す言葉なのです。
雨のほとんど降らない西部ではコート自体が固いためボールがよく弾みます。
このボールの弾みに対応しようとグリップを厚く握るようになり、それがウエスタングリップ名づけられたのです。
逆に芝ではボールはあまり弾まず打点が低くなります。
そのため薄い握りで対応ができるのです。
そのため、イースタングリップと名づけられたのです。

コンチネンタルグリップは、 コンチネンタルとは大陸を意味する言葉です。
昔は、一般的にヨーロッパの方をコンチネンタルと呼んでいました。
ヨーロッパでテニスをはじめられた当時は、今のテニスの打ち方と違い体の回転ではなく後ろから前の重心移動でボールを打球していました。
この打ち方の場合、ラケットを薄く持った方が打球し易い。

纏めますと、
ウエスタングリップ → アメリカ西部 → 雨が降らない → コートが固くボールが弾む →
厚めのグリップ イースタングリップ → アメリア東部 → 雨が降る → ボールが弾まない → 
薄めのグリップ コンチネンタルグリップ → 昔のコンチネンタル大陸から名をとった

いかがだったでしょうか。 少しは役に立ちましたでしょうか。
また、コートでお会いしましょう。

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