レックテニススクール

環境の変化

皆さん、こんにちは。Neoインドアテニススクールの田中慎一です。
6月より西新井校での勤務となりまして、このSTAFF Blogでも久々の登場です。

全仏オープンは日本人が大活躍してくれました!
車椅子男子シングルスでは、国枝慎吾選手が3年ぶりの優勝と共に世界ランク1位に返り咲き。
肘の故障から、一時は15位までランクも落ち、「No.1に戻るのは厳しいかも」とまで、、、
しかし、コーチ・ラケット・プレーなど全てを新しくし、新たな絶対王者として戻ってきました。
「キャリアで今が一番強い」とは本人の言葉。また新たな伝説が始まります。

同じく女子シングルスでは、上地結衣選手が全仏2連覇を達成!もちろん世界ランクは1位。
今年の全豪決勝を含む3連敗を喫していた相手に、雪辱の逆転勝利でした。
「まだ完勝ではないし、課題はたくさんある」国枝選手に倣えば、「絶対女王」への道はまだ半ばなのでしょう。

日本の未来を担うジュニア達も躍動!
男子ダブルスでは、田島尚輝選手がチェコのスティーラ選手とのペアで見事に優勝。
この大会で初めてペアを組んで、1回戦から全てストレートでの勝利という快挙達成でした。
女子ダブルスでは、内藤祐希選手と佐藤南帆選手のペアが準優勝。
自信と共に、悔しさを胸に、次のグランドスラムで頂点を目指します。

さらには、女子ダブルスで、穂積絵莉選手と二宮真琴選手のペアが準優勝。
日本人ペアとして、グランドスラム初の決勝進出、勢いで優勝してほしかったところですが、、、
さらなる歴史の更新は、近く訪れることでしょう。

シングルスでは、外国人選手との体格差がどうしても出ますが、
ダブルスではコンビネーションや戦術で対抗することが出来ます。
日本人の特性を考えても、過去の歴史を見ても、
ダブルスはこれからも世界のトップを狙える種目ですね。

さて、全仏の興奮まだ冷めやらぬ中、
選手たちはもう来るべき芝の戦い、ウィンブルドンへと向かいます。
土から芝への変化は、1年間のツアーの中で、
最も大きな変化であり、選手たちはその調整に苦労します。
フットワークも、ボールの質も、戦術も、ほとんど何もかもが違います。
以前より期間が延びたとは言え、3週間足らずの短期間で、
180度違うと言って良いほどの変化に対応しなければなりません。

その全仏〜全英を連勝することが、グランドスラムで最も難しいとされる理由はそこにありますね。

私も今回、、、
アウトドア→インドア
太陽→LED照明
風→冷房と扇風機
砂入人工芝→カーペット
通勤が北→南
180度違う?!環境の変化に、必死に調整中です。。。

環境は変わっても、テニスはやっぱり楽しいです。
その楽しさをこれからも皆様と一緒に。
どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、また。

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