薄グリップ
いつもレックブログをご愛読いただき有難うございます。
ネオインドアテニススクール西新井の中川です。
さて今回は久々にテニスネタです。!!
タイトルにあります薄グリップについてです。
元々、自分はフォアハンドは厚いグリップ(ウエスタンとセミウエスタンの間くらい) で握っていましたが、
肘を痛めてからは厚く持つことが出来なくなりました。
今は痛みはでないのですが、厚く持って打とうとするとイップス状態になります。
逆に薄いグリップで打球すると痛みもなく打球することが出来ます。
今ではイースタンからコンチネンタルくらいで打球できるようになりました。
まだまだ不慣れですので吹かすことがよくありますが…
薄グリップ(フォアハンド)について、色々と試みて
自分に何となくこれがしっくり くるものがありましたのでご紹介させていただきます。
まずテイクバック時は脇を空ける(肘から引く)。
以前は手首のぐらつきを抑えるために、脇を締めて手首を固定しようとしていましたが、
余計な力ばかり加わり余計に手首が不安定になりがちでした。
脇を締める事で、肩(肩甲骨周り)の可動が悪くなり動きの連動性が止まってしまいます。
逆に脇を空ける事で、肩の可動域(肩甲骨を回す動作)がしっかりと行うことができます。
この動作を意識するだけでずいぶんフォアハンドが楽に打てるようになりました。
自分の感覚としては肘から引くよりも、脇を空けるほうがしっくりきました。
肘から引くと少しつっかえてしまう感覚があります。(これは人それぞれだと思います。)
また脇を空けようとすると、肩を使ってテイクバックするようになりますので
腕の力を抜いた状態が保ちやすいかなと個人的には思いました。
人それぞれ捉え方や意識の仕方が違うと思いますので、
レッスンでも皆様に適したアドバイスが 送れるようにこれからも勉強していきたいと思います。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。