ストリングゲージのお話
いつもレックブログをご覧いただきありがとうございます。
セブンカルチャークラブ伊勢原校の神野でございます。
梅雨の季節、雨が降ったりじめじめしたり、なかなかすっきりしないですね。
ただ、テニス界はクレーから芝のシーズンに入り、ウインブルドンも始まりました。
この時期はとても密度の濃い大会が多いので観戦にも熱が入りますね。
大きな大会が始まると、「お!この選手、ラケット変えたな」と気付くときがありますよね。
いろいろな理由がありますが、ほとんどの選手は定期的にラケットを変えます。
ファンの方は影響されてご自身もラケットを変えたりしますよね!
ラケットは目立つのでわかりますが、「ストリングが変わった!」と気付ければ上級観戦者!
注意してみると意外と色が変わっていたり、縦と横が変わっていたりします。
ストリングが切れたりしたシーンではアップで映るのでわかりやすいですね。
さらに「ストリングのゲージ(太さ)が変わった!」なんて気付けたら…神ですね!
映像では絶対にわからないと思います笑
ストリングは同じものでも複数の太さがある場合が多いです。
プレースタイルや好みで最適の物を選ぶと良いかと思います。
基本的に1.20mm~1.35mmくらいの間のものが主流です。
細いと反発性が高くなりシャープな打球感になります。
回転がかけやすかったり、飛びが良いと感じる方が多いです。
ただ、ストリング自体の耐久性が低く切れやすいというデメリットがあります。
太いとホールド感があり、マイルドな打球感になります。
人によっては食いつきが良いと感じたりしますが、細いよりも打球感がぼやけます。
耐久性が高く切れにくいことも特徴です。
個々の力にもよりますが、一般的には女性や非力な方は細いゲージ。
男性や力が強い方は太いゲージが良いと言われています。
いまいちはっきりと書けないのは人それぞれ感じ方が違うからです。
あくまで一般論ということで…
レックテニススクールでの取り扱いストリングでも、
AKPRO17(細い)、AKPRO16(太い)であったり、
TGV125(細い)、TGV130(太い)があります。
ちなみに17、16はゲージの海外表記(番号が低い方が太い)だそうです。
125、130はそのまま1.25mm、1.30mmですね。
ストリングにはこのような番号が振ってあることが多いので参考にしてください。
それぞれ張り上げるラケットや、テンションによっても違いが生まれますので、
詳しくは担当コーチと相談して決めるのが良いかと思います。
次回のストリング張替えキャンペーンは8月を予定しています。
それではまた!