テニスで使う筋肉のお話
いつもレックブログをご覧いただきありがとうございます。
セブンカルチャークラブ伊勢原校の神野でございます。
緊急事態宣言からのスクール休講と皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
また、休講等へのご協力本当にありがとうございます。
明けない夜は無く、また楽しくテニスが出来る日々を夢見て、
今は出来ることに全力を尽くしましょう。
さて、おうちの中で過ごす時間が多いかと思います。
おうちと言えば…筋トレ?ですね。
でもテニスを強化するにはどの筋肉を鍛えればよいのでしょうか。
正解を言うと…「全身」の筋肉を使います!!
おいおい、それでは回答になってないよ。という感じですが、
テニスは全身の筋肉を連動させて使う全身運動なのです。
ただ、その中でも「この筋肉はココで重要!」というものがありますのでご紹介します。
「背筋」
サーブは背筋を使って!とよく言われたりしますよね。
そもそも背筋が何の役割をしているかというと、
下半身で溜めたパワーを上半身に伝える役割をしているのです。
たとえいくら腕の筋肉を鍛えたとしても、腕だけのパワーでは鋭いボールは飛ばせません。
背筋を鍛えることによって、体重の力などが上半身、そして腕に伝わり強いボールとなります。
また背筋周りの広背筋(腰のあたり)や肩甲骨の筋肉も鍛えると、
より背筋の力を活かせるようになります。
「大腿筋、大臀筋」
太ももの筋肉とおしり周りの筋肉の事です。
強いショットを打つ際は体が安定している事が重要です。
踏み込んだり足を決めた時に、上記2つの筋肉を鍛えていると体がぶれにくく、
力強いショットを打ち返すことが出来るようになります。
「腰を落として打ちましょう」を実現するためにはこの筋肉が強いことが必要です。
プロ選手のストロークが強打しても安定しているのは、この筋肉の力だと思います。
「ハムストリング、ふくらはぎ」
ハムストリングは太ももの裏の筋肉の事です。
こちらはフットワークで使うことが多い筋肉です。
相手のボールに素早く反応して体をターンさせたり、
最初の1歩の蹴りだしを強くするためにも大切な部位となります。
ちなみに私は部活時代に「ボール1球無くすとスクワット50回」だったので、
自然と鍛えられた思い出があります。
1回の練習で3、4球程は無くしていたので…思い出すだけで辛い!
以上3つはテニスをする上で重要な筋肉と言えるでしょう。
腕自体を鍛えることも悪くはないと思いますが、
腕だけを使ういわゆる手打ち状態になってしまうとパワーが伝わらず、
バランスも悪くなってしまいます。
大きな筋肉から適正なパワーを得られれば、必要以上に力む必要もなくなります。
「リラックスして打ちましょう」も実現できそうですね!
また、怪我をしにくくなるということも筋トレの大きなメリットです。
特に太ももやふくらはぎは「肉離れ」になりやすいので、
適度に鍛えておくと防止にもつながります。
久しぶりにテニスをやって全力で動かすと怪我しやすいので、
今のうちに少し鍛えておくと良いかもしれませんね。
大掛かりな道具を使わなくても、
例えばペットボトルに水を入れてダンベル代わりにも出来ます。
ネットで検索すると様々な方法が出てきますので、
気楽に少しずつやってみてはいかがでしょうか。
余談ですが、私は自宅で懐かしの「〇リーズ・ブート・〇ャンプ」を実施中!
全身が鍛えられて汗もたくさんかけますよ!ひそかなお勧めです!
それではまた!