テニスと季節のお話
いつもレックブログをご覧いただきありがとうございます。
セブンカルチャークラブ伊勢原校の神野でございます。
テニススクール本格再開から4か月経ちました。
皆様プレーの質はだいぶ戻ってきましたでしょうか?
10月ともなると気温も下がってきて長袖が活躍する季節になってきますね。
季節や気温というのはテニスにどの程度影響を与えるのでしょうか。
コロナにより秋に延期したフレンチオープンでは「寒い」というコメントが良く出ていましたね。
「寒い」からコンディションを整えるのが大変。「寒い」からあまりボールが飛ばない。などなど。
特にプロにとってはコンマ1秒の世界で戦っていますので、その要素はとても大切なのだと思います。
テニスボールに限らず一般的に物を飛ばすとき、空気抵抗が発生します。
夏は空気が膨張して抵抗が弱くなるため、ボールは良く飛んでいきます。
冬はその逆で空気が締まり抵抗が強くなるので飛びが悪くなるわけですね。
ボールも暖まれば柔らかく、寒ければ固くなります。
冬の朝一のレッスンで「何かボールが飛ばないなあ」と思った方もいるのではないでしょうか。
ボールを打つストリングも気温によって伸びたり締まったりします。
コーチに言われたことがある方もいると思います。「冬だから数ポンド落としましょう」
プロ選手ともなると、試合会場の標高や湿度などでも1ポンド単位で調整するそうです。
そして筋肉も寒くなれば当然固まりますので…パフォーマンスの低下だけでなくケガにも注意ですね!
スクールでの体操はきちんと行い、特に足回りは重点的にストレッチしましょう。
良くレッスン開始ギリギリに到着して慌ててプレーに入ろうとする方がいらっしゃいますが、絶対にNGです!
きちんと体操してからプレー開始してくださいね。
これから気温の変化が大きくなると思います。
上手に対応しながら秋のテニスを目一杯楽しんでいきましょうね!
それではまた!