メンタルコントロールのお話
皆さんこんにちは。セブンカルチャークラブ上尾の堤です。
約3か月間の休講からレッスン再開しましたが、皆さんのテニスは戻ってきましたか?
私はだいぶ戻ってきましたよ。
練習を再開したときはラケットの重さと打球時の重さに慌てましたが。
梅雨でもありますから、好天のチャンスを逃さずいらしてくださいね。
さて、今回は『メンタルコントロール』についてです。
先日、某テレビ番組に車いすテニスの国枝慎吾選手が出ていました。
サッカー界以外の頂点を知る者に、行動や考え方を学ぶテッペン脳シリーズという内容です。
世界ランク10位まで上げた2006年にオーストラリアのアン・クイン氏との出会いが
国枝選手のテニス人生を大きく変えたそうです。
このアン氏はパット・キャッシュやパトリック・ラフターのメンタルトレーニングも見ていました。
全豪オープンの会場でカウンセリングを受けたとき、 『No.1になりたい』ではなく
『俺がNo.1だ』と断言するトレーニングを始めましょうと言われました。
それから4年間毎朝鏡に向かって『俺は最強だ!』と叫び続けたというのだから凄いです。
言い続けることで試合中に自分の中で変化が見られたそうです。
ダブルフォルトを恐れなくなっという・・・。
そして2006年の全米オープンで優勝し、世界ランク1位の座に。
そこからの国枝選手は怖いもの知らず。
年間グランドスラムを5回獲得。
2008年~2010年にはシングルス107連勝記録がギネスに認定されました。
とんでもない記録です。
錦織選手が活躍しだす前に、日本人記者がロジャー・フェデラー選手に
『なぜ日本のテニス界は世界的選手が出てこないんだ』と質問したところ
『何を言っているんだ君は?日本には国枝慎吾がいるじゃないか!』
と言わせちゃうくらい凄いんですね。
気持ちの持ち方って大切ですね。
スポーツだけじゃなく、すべてのことに当てはまりますね。
私もこれからは!と、TVを見終わってから気持ちを入れ替えた土曜日の夜中でした。
ではでは、また来月。