スタンスのお話
いつもレックブログをご覧いただきありがとうございます。
セブンカルチャークラブ伊勢原校の神野でございます。
3月に入りぽかぽか陽気が増えてきました。
最近は花粉が!というお客様やスタッフが多いですね。
かくいう私も軽い花粉症でした!
目がかゆくて… 最近は慣れてしまったのか、
花粉が落ち着いたのか大丈夫になりました。
さて、今月はスタンスについて考えてみたいと思います。
「スタンス」とはなんでしょう?
右足と左足の幅や立ち方の事を言います。
テニスには大きく分けて3つスタンスがあります。
皆様も聞いたことがあるかもしれませんね。
分かりやすく右利きのフォアハンドストロークで考えてください。
「スクエアスタンス」
右足に対して左足をまっすぐ前に打球方向に踏み込んで打ちます。
もっとも基本的なスタンスで、初心者の方はまずこのスタンスを習います。
体重移動がしやすく、体の回転も安定します。
コントロールを付けるショットには最適のスタンスと言えます。
デメリットは踏み込み動作が時間がかかる事でしょうか。
「クローズドスタンス」
右足に対して左足がやや右側に踏み込みます。 こ
れにより体がさらに閉じていきます。
体の回転がしづらくなるので、フォアハンドストロークではほとんど使いません。
体を閉じることでメリットが出るショット。
例えば片手のバックハンドストロークや、アドバンテージサイドからのサーブなど。
限定的な使われ方をするスタンスですね。
「オープンスタンス」
右足に対して左足が左側に来ます。
踏み込まないで打つこともあります。
体が開きやすくなります。
また踏み込み動作を省略できるのでスピードに対応できます。
今のトッププロが多く採用しているフォアハンドのスタンスです。
デメリットは体が開くため、上体をひねれないと手打ちになります。
また、慣れていないと体重移動しづらいので体が不安定になります。
上記3つのスタンスをプロは上手に使い分けています。
ナダル選手のフォアハンドストロークはオープンスタンス。
フェデラー選手の片手バックハンドストロークはややクローズドスタンス。
錦織選手の両手バックハンドストロークはきれいなスクエアスタンス。
そこには選手たちのメリットを生かす様々な工夫があります!
また、スタンスの幅にも注目してください。
スタンスの幅が広いと下半身が安定して力強いショットが打ちやすくなります。
逆に幅が狭いと細かい動作が素早くなります。
上記のナダル(スタンス広い)とフェデラー(スタンス狭い)を比較してみても面白いですよ!
それぞれのプレースタイルを活かすスタンス幅になっています。
これからテニスシーズンが本格的に始まります。
スタンスの事も意識してプレーや観戦をしてみてくださいね!
私の所属する伊勢原校のスタッフブログを始めました。
http://iseharastaff.livedoor.blog/
お時間のある時に是非ご覧ください!
それではまた!