全国優勝!ピンクリボンレディーステニス大会のこぼれ話
皆さん、こんにちは。
セブンカルチャークラブ溝の口校の田中慎一です。
日本女子テニス連盟(女子連)が主催する 「ピンクリボンレディーステニス 全国決勝大会』が
10/21.22の二日間に渡り、荏原湘南スポーツセンターにて開催されました。
「ピンクリボン」運動とは アメリカで生まれた「乳がん早期発見啓発促進運動」のことです。
日本でも2000年頃から様々な企業が運動に参加しています。
テニス界でも、以前、ラケットにピンクリボンがデザインされたモデルが販売されましたね。
その活動に女子連として協力し、
全国レディース・桑名杯に次ぐ全国規模の大会として2003年から開催されています。
まずは都道府県大会、一般の部と50歳以上の部があります。
そこで優勝したペアが、各都道府県の代表としてチームを組み、全国決勝大会に進出という仕組みです。
第13回を迎えた今年の大会に、溝の口校の毛利菜々実コーチが出場しました。
まずは都道府県大会です。
神奈川は全国大会で優勝候補にいつも名を連ねる強豪県です。
初めて会うパートナーとは、大会前に一度練習できただけの、ほぼぶっつけ本番。
お互いのプレーもあまりわからず、試合で勝ちを拾いながら少しずつ調整していくしか、、、
予選は地力の差もあり、難なく突破しましたが、本戦はそうはいきません。
準々決勝では、タイブレーク、相手のマッチポイントを凌いで、
勝ち上がるとその勢いで優勝!
見事に神奈川県代表の座を獲得しました!
そして迎えた全国決勝大会。
各ペアが対戦し、1-1になった場合には、
1名ずつのMIXペアで10ポイントのタイブレークで決着という団体戦です。
神奈川チームは地元開催、県大会では敵だった人たちも今度は強い味方です。
20名余りの(知らない)人からの差し入れがわんさか、、、毎年の光景だそうです。
過去に優勝の実績のある強豪チームがこぞって反対側という少しラッキーもあって、、、
1R:8-3.8-1.香川県 2R:8-5.8-0.佐賀県 3R:8-5.8-3.長野県 と、初日を全勝で突破してベスト8!
QF:8-3.8-2.鹿児島県 SF:8-3.8-5.愛知県 と、無敗のまま勝ち上がって、決勝進出!
その相手は、2013年の決勝で負けた兵庫県 実はその時の一般代表が、
溝の口校の尾崎コーチだったんです。
ですから毛利コーチにとっても、敵討ちとなる、因縁の対決に。
(女子連神奈川支部の幹部様たちの気合の入りようが目に浮かびます・・・)
50歳ペアが5-8で取られるも、毛利コーチの一般ペアが8-4で取って、1勝1敗のタイに。
決着は、2年前と同様にMIXによる決戦になりました。
もちろん毛利コーチの出番です!
ある種異様なプレッシャーの中で、粘る相手を11-9で振り切って、、、
見事に神奈川県チームが全国優勝を成し遂げました!!!パチパチパチ!
リベンジ達成し、幹部様たちの中には涙を流す人もいて、、、
毛利コーチは、終盤でミスをしたことを私に怒られると思って?涙して、、、
それから、、、 毛利コーチは今大会の最年少出場者ということで、
開会式では選手宣誓という大役も果たしました。
本番では、二言目を忘れて、「やり直していいですか?」って、、、
進行の人が、慌てて「マイクが遠かったので、位置調整します」と機転を利かせてくれるも
皆さんちゃんと聞こえてたから、クスクス笑いが、、、その動画がないのが残念です。
しかし、どんな大会であっても、一つも負けずに優勝するのは、簡単なことではありません。
そして、本当に立派なことです!毛利コーチおめでとう!
予選から応援してくださった会員の皆様、ありがとうございました!!
それではまた。